ペンの書き心地が全然違う!IdeaPad DuetにPDA工房 ペーパーライク保護フィルムを貼った話【レビュー】
最近愛用しているChromebook、Lenovo IdeaPad Duet用に追加でペンを購入しました。
しかし、やはりペンをガラスの上で滑らせるというのはなかなかに使いづらいもの。
そこで、今回はペンの滑りを変えてしまう保護フィルムをご紹介します。
はじめに
PDA工房
PDA工房は岡山県倉敷市にある会社で、日頃からお世話になっているメーカーさんです。
スマホやタブレットからゲーム機やスマートウォッチなど様々なデバイスに対応した保護フィルムを作っているメーカーで、一度スマホ用のフィルムを購入してから大ファンになりました。
発売されたばかりで市場に保護フィルムが出ていないような機種も、本体をメーカーに送ることで保護フィルムを作って製品化してくれる上、おまけにフィルムがもらえるという素敵なサービスも。
フィルムには透明度の高いもの、反射を低減するもの、覗き見を防止するもの、曲面ディスプレイに対応するものなど沢山のラインナップがあって、好みに合わせて選ぶことが出来ます。
ペーパーライクフィルム
今回紹介するのは、そんなPDA工房のペーパーライクフィルムです。
ペーパーライクフィルムというのは、フィルム表面に特殊加工がしてあり貼るだけで紙のような質感になるという不思議なフィルムです。
ガラスのディスプレイだとツルツルと滑ってしまうペンも、ザラザラとした加工のおかげで紙に書くのと同じような感覚で書けるようになります。
また、加工してあるためアンチグレア(反射低減)仕様になります。
僕はIdeaPad Duetを楽譜ビュワーとして使う際にペンで細かい字を書き込んだりするので、少しでも書き心地を良くするため購入しました。
iPadにはネットで評判が良かった「JPフィルター専門製造所」のペーパーライクフィルムを貼っていましたが、同じメーカーではIdeaPad Duet用の取り扱いはなかったため、PDA工房のペーパーライクフィルム選びました。
↑こちらはiPad用のフィルムです!↑
貼ってみよう
今回はAmazonで購入しましたが、保護フィルムを厚紙に重ねた簡易的な梱包で届きました。
過去の経験ですが、スマホなどの小さい製品の保護フィルムをPDA工房さん直送の販売店で購入した際は、保護フィルムを厚めのダンボールの上に重ねた状態で梱包されていたのでAmazon発送より安心感がありましたのでオススメです。
すごくざらざらみたいです。
特に画面を拭くクロスやホコリを取るシールなどは入っていません。フィルムと貼り方の解説のみでシンプルです。
ですが、画面をしっかり綺麗にしてカメラ穴などのガイドを頼りにしながら貼ってみると気泡もなくピッタリきれいに貼れました。
PDA工房のフィルムでは大きな失敗をしたことがないです。カメラ穴などの精度がバッチリでわかりやすいおかげでしょうか。
それにしても今まで経験してきたフィルム貼りの中で一番うまくいったので感動しています( ̄ー ̄)
画面の見え方
ペーパーライクフィルムを貼る前と後の比較です。
画面への光の映り込みはしっかりと低減しています。
PDA工房にはアンチグレアモデルの「Perfect Shield」というフィルムがありますが、それと比べるとほんの少しだけ反射が多い印象です。ですがしっかりと反射が抑えられています。
続いて画面の滲みです。
写真で伝えるのはとても難しいのですが…殆ど見え方は変わりません。
肉眼で見ると「アンチグレアフィルムを貼ってあるな」と分かる程度ではありますが、"アンチグレアフィルムにしては"見た目の品質が大きく落ちるようには思いませんでした。個人的には全く気にならないレベルです。
使ってみよう
書き心地
PDA工房のペーパーライクフィルムはかなり「ゴリゴリ」とした書き心地です。
ガラスに直接書くのと比べて、紙に書いているような感覚がしっかりあります。
滑ってしまわないのでメリハリのあるはっきりした字を書けますね。
しかし、引っかかりが少し強すぎるとも感じました。
指でスライドしても、少し湿っていると「ギュッ」と止まってしまうくらい引っかかりがあります。
当然と言えば当然ですが、操作の激しいゲームには不向きだと思います。
筆記時の音を聞けるように動画を用意しました。
↓フィルム無し↓
↓フィルム有り↓
しっかりと紙のように引っかかりがあるのが分かるかと思います。
フィルム有りの動画では、少し線が途切れている部分があります。
弱い力で素早く書いているとフィルムの引っ掛かりで一瞬画面からペンが離れてしまって線が途切れる事があったので、しっかりと力を入れて書いた方が良さそうです。
僕は絵を書いたりしませんが、細かいスケッチなどでは引っかかりが強すぎて困ることがあるかもしれません。
ペン先が削れる!
フィルムの貼り付けによってペン先が摩耗しやすくなることは説明書にも記載されていることで、それを理解した上での感想です。
フィルムを貼ってから試しに色々書いてみたら、本当に一瞬でペン先が削れていきました。
ちょっと消しゴムツールでゴシゴシと消したくらいで、肉眼で分かるくらいペン先がすり減ってしまいました。
使用開始数日で上の写真のような状態になってしまったので、長時間ペンを使う人は要注意かもしれません。
どのペーパーライクフィルムにも言えることですしペン先の素材との相性もありそうですが、ちょっと驚きです。
まとめ
僕が信頼しているPDA工房ということもあって、サイズ感や貼りやすさはバッチリでした!
画面の綺麗さも殆ど損なわれず、見た目の品質はとても高いと思いました。
一方で引っかかりが強すぎる点や、それによってペン先がどんどん削れていく点は個人的にかなり気になってしまいました…
それでもガラスそのままでペンを使うよりは明らかに書きやすいので、ツルツルした面で書くのが難しいという方は検討してみてはいかがでしょうか!
少しでも参考になれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。