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【ハード&ソフト編】Redmi Note 9SとRedmi Note 10 Proを比較レビュー!

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今回は、日本でもよく売れているXiaomiのスマートフォン「Redmi Note 9S」と「Redmi Note 10 Pro」を実機を用いて比較し、何が違うのか・どう進化したのかをご紹介します。

↓Redmi Note 10 Proのレビューも書いておりますので、ぜひご覧ください!↓

sasashin-875ex.hatenablog.com

はじめに

この記事では両者のハードウェア・ソフトウェア面での違いについてご紹介します。

↓カメラ性能の比較についてはこちらの記事でまとめています!↓

sasashin-875ex.hatenablog.com

スペックの比較

Redmi Note 9S Redmi Note 10 Pro
発売日、価格(税込) 2020年6月9日発売
4GB/64GB:24,800円
6GB/128GB:29,800円
2021年4月16日発売
6GB/128GB:34,800円
CPU Qualcomm Snapdragon 720G Qualcomm Snapdragon 732G
メモリ(RAM) 4GB or 6GB 6GB
ストレージ 64GB or 128GB 128GB
ディスプレイ 6.67インチ 液晶
解像度:2400×1080 FHD+
リフレッシュレート:60Hz
6.67インチ AMOLED(有機EL)
解像度:2400×1080 FHD+
リフレッシュレート:120Hz
バッテリー 5020mAh
18W急速充電対応
5020mAh
33W急速充電対応
NFC 非対応 対応
FeliCa(おサイフケータイ)非対応
スピーカー モノラルスピーカー ステレオスピーカー
本体サイズ 高さ:165.75mm
幅:76.68mm
厚さ:8.8mm
高さ:164mm
幅:76.5mm
厚さ:8.1mm
重量 209g 193g
5G通信 非対応 非対応
防滴、防塵 防滴ナノコーティング
(IP規格の公表なし)
IP53

大きく変わっている点については赤字にしてみました。

実は、Note 9Sの発売からNote 10 Proの発売まで一年も経っていません。
しかし、それでも使っていて感じることの出来る大きな進化ポイントがたくさんあります。

細かい違いまで取り上げているとキリがないので、僕が使っていて「ここは大きな差だな!」と思ったポイントについて主にご紹介していきたいと思います。

ハードウェア的な違い

外観

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左:Note 9S 右:Note 10 Pro

まずは外観の違いから見ていきましょう。
左がRedmi Note 9S、右がRedmi Note 10 Proです。

Note 9Sのカラーは「グレイシャーホワイト」、Note 10 Proは「グレイシャーブルー」です。

どちらもガラス素材の背面となっていますが、Note 9Sは光沢のあるガラス素材なのに対して、Note 10 Proは磨りガラス素材になっています。
どちらもすごく良い質感です。

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左:Note 9S 右:Note 10 Pro

Note 10 Proでは音量ボタン・電源ボタンの位置がより下に移動しました。
ちょうど電源ボタンが側面の真ん中くらいの位置になっています。

ディスプレイ

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左:Note 9S 右:Note 10 Pro

Note 9Sのディスプレイは液晶、Note 10 Proのディスプレイは有機ELです。

一般的には有機ELのほうが表示がくっきりとしており、黒い部分は発光しないため映像の表現力が高いなど様々なメリットがあります。(それに伴い、コストも高くなりますが…)

また、対応リフレッシュレートにも違いがあり、Note 9Sは60Hz、Note 10 Proは120Hzとなっています。
Note 10 Proは単純に画面が倍の滑らかさで動くので、ネットサーフィンやSNSでのスクロールがかなり快適になります。
高リフレッシュレートのディスプレイは一度使うと戻れない使い心地です。

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左:Note 9S 右:Note 10 Pro

また、ディスプレイに関することでもう一つ。

Note 10 Proではパンチホール型のインカメラがかなり小さくなっています。
Note 9Sを使っていてパンチホールが大きいと感じることはほとんどありませんでしたが、比べてみるとすごく違いますね…(;´∀`)

より映像への没入感が高まりました。

LEDインジケーター

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Redmi Note 9S

Redmi Note 9Sは、受話口の一部にLEDインジケーターが付いています。
通知が届いたときにLEDが点滅してお知らせしてくれる便利なものですが…

Redmi Note 10 Proには付いていません。

その代わり、

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通知が来たときに画面を点灯させたり、画面にエフェクトを表示させることの出来る設定が用意されています。

スピーカー

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Redmi Note 10 Proの本体上下

Redmi Note 9Sは本体下にスピーカーが一つ付いているのみのモノラルスピーカーですが、Redmi Note 10 Proは本体上下にスピーカーが付いており、ステレオスピーカーとなっています。

ステレオになるだけで音の臨場感がかなり変わるので、個人的にとても嬉しいポイントです。

音質も良いので、スピーカーでちょっとした動画を楽しみたい時にもNote 10 Proの方が良い体験ができそうです。

スペック(ベンチマークスコア比較)

Redmi Note 9SとRedmi Note 10 Proは、それぞれミドルレンジのCPUを搭載しています。

Redmi Note 9S Redmi Note 10 Pro
CPU Snapdragon 720G Snapdragon 732G

720G732G…数字で見ると732Gの方が性能が高そうですし、実際後から出た新型CPUではあるのですが、性能差はほとんどありません。

ベンチマークアプリ、「AnTuTu Benchmark」を使ってベンチマークテストをしてみました。

AnTuTu Benchmarkのバージョンは「V9.0.5-OB」です。

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左:Note 9S 右:Note 10 Pro

結果は「333571」「319523」

なんと、Snapdragon 720Gを搭載したNote 9Sの方が高いスコアが出ました。

CPUメモリの項目ではNote 9Sの方が、GPUUXの項目ではNote 10Proの方が少しずつ高いスコアを出しています。

同じようにスコア比較をしている方の記事などを読むと、Note 10 Proの方が高いスコアが出ていることもありますので、たまたまこのような結果になっただけと考えて良いかと思います。

実際、使っていて性能差による動作の違いを感じるような場面は特に有りません。

ソフトウェア的な違い

これまでに発売された端末を見てみると、Xiaomiは機種の価格帯によって機能を削ることがよくあるようです。

Redmi Note 9SとRedmi Note 10 Proでも、使える機能の差が目立っていたのでご紹介します。

カメラアプリのモード

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左:Note 9S 右:Note 10 Pro

Redmi Note 9SとRedmi Note 10 Proでは、標準カメラアプリのモード数に差があります。

Note 10ProではVlog」「デュアルビデオ」「長時間露光」「クローン」という4つのモードが使えるようになっています。

部分的なスクリーンショット

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Redmi Note 10 Proでは、ジェスチャーショートカットで「部分的なスクリーンショットを呼び出すことが出来ます。

画面内の好きな部分を自由に囲んで部分的にスクリーンショットを撮影することができ、地味に便利な機能です。

ビデオツールボックス

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左:Note 9S 右:Note 10 Pro

こちらも地味な違いではありますが、動画アプリ等で役立つ「ビデオツールボックスの機能に差があります。

共通の機能として「録画」「スクリーンショット」「キャスト」「画面オフ時にビデオのサウンドを再生」があります。

Note 10 Proではそれらに加えて、「スタイル」「サウンドという2つの機能が使えるようになっています。
「スタイル」では画面の色味などを選ぶことができ、「サウンド」では音の明瞭さと音量を調整することができます。

その他

その他、設定項目などに細かい違いが複数あります。

XiaomiのオリジナルOSであるMIUIにはいくつか種類があるようで、それにより機能を制限していたりするので注意が必要ですね。

Redmi Note 10 ProはRedmi Note 9Sと比べてだいぶ多くの機能が使えるようになっており、よりハイエンドモデルに近づいているのがソフトウェア面からも感じられました。

まとめ

今回はXiaomiのスマートフォン「Redmi Note 9S」と「Redmi Note 10 Pro」の違いについてお届けしました。
Note 9Sの発売から一年経っていないのにも関わらず、こんなにもパワーアップしたスマホを出してくるXiaomiには本当に驚かされます…

これからの動きにも期待が高まります!
(そして、日本でもハイエンド機種を出してほしい…!)

お読みいただきありがとうございました。

↓カメラ性能の比較についてはこちらの記事でまとめています!ぜひこちらもご一読ください。↓

sasashin-875ex.hatenablog.com